審査員紹介★
最終審査員
嶋 浩一郎氏
博報堂・博報堂ケトル
執行役員・クリエイティブディレクター/編集者奥谷 孝司氏
顧客時間
共同CEO取締役審査員からのアドバイス
お客さまの心を動かし、購買へと導く真実の瞬間を創造する。その大切な場が販促の場です。やり方はなんでもありです。この場をいかに演出し、クライアントの丹精こめた商品・サービスをお客さまにお伝えするのか? 購買の場にいかに花を添えていくのか? 考えるだけでワクワクしますね。皆さんからの、素敵な販促の花束を期待しています。
長田 麻衣氏
SHIBUYA109エンタテイメント
SHIBUYA109 lab.所長審査員からのアドバイス
ブランドや商品、何より生活者に愛をもって徹底的に向き合うことが一番大事だと思います。今年も沢山の素敵な企画に出会えることを楽しみにしています!
尾上 永晃氏
電通
FC室
プランナー/クリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
企画の検討チェックリスト
- □ 自分もしくは身近な誰かは絶対動く。
- □ 商品をちゃんと試したりして愛せている。
- □ 過去に類似のものがないか調べた。
- □ 30秒で説明してそれ面白いねと言われるくらいシンプル。
- □ 実際にやってみてできた。もしくは、できそう。というリアリティ。
といったあたりが満たされていると良い企画だなと思われる率が高いはずです。あと個人的には、そんな簡単なことでこんな大きな効果が!? という、発見感のあるものほど良いアイデアなんじゃないかなと思っています。吉柳 さおり氏
ベクトルグループ
取締役副社長/
プラチナム
代表取締役審査員からのアドバイス
出会ったら好きになるのか? もともと知っていたけど、好きになってしまうのか? その出会いの質を考えて、ターゲットである方々がそのブランドを“好き” になる瞬間をつくってあげてください。恋愛ドラマの脚本家になったつもりで、ハッピーエンドな恋する大作戦を。
工藤 萌氏
スープストックトーキョー
取締役社長審査員からのアドバイス
よい企画には、人の認識を変え、行動を変える力があります。変えることだけを目的にせず、変えた先に「より良い社会が待っているか」ということを意識いただきたいです。また、人の認識を変えていくには、時代の空気感を捉え、半歩先を読んで一石を投じていく必要があると思います。クライアントのお題を理解しつつ、今この時代に、産み落とさねばならなかった必然性と強い共感性のある作品をお待ちしています!
栗林 和明氏
CHOCOLATE
CCO/プランナー審査員からのアドバイス
賞に応募すると、いいことがあります。羽を広げて自由に発想してみた時こそ、自分の軸となる「癖」が浮き彫りになるので。賞を受賞すると、さらにいいことがあります。一歩先に進む自信が生まれ、その自信が、より多くの人を巻き込む糧になります。ただ僕は応募したのに受賞できなかった時こそ、一番意味があると思っています。その企画が、自分が信じた珠玉のものであるほど、良いです。「なぜこの素晴らしさがわからないのか?」「審査員は見る目がない」そう思えた時こそ最高です。その悶々とした悔しさが、かけがえのないエンジンになります。審査員の方が試されるような、これまでの基準では測りきれない企画。お待ちしています。
児玉 昌彰氏
フロンティアインターナショナル
マーケティングプランニング本部
本部長審査員からのアドバイス
どの課題に取り組むにしても、まずは自分自身がターゲットになりきって、彼らの日常に溶け込み普段は通り過ぎてしまう小さな疑問や不便が何なのか、見え隠れする欲求とは何かを探ることからはじまります。なかなか考えにくいですが「もしもこうだったら」と自問自答し、どんなことが起こるのか想像を膨らませてみてください。それでもアイデアに行き詰まったときは、消費の現場(デジタルも)を体験しに行くことで、顧客の気持ちや行動を直接肌で感じることができれば、新たなアイデアの扉が開かれるかもしれません。自分が楽しんでいる企画は、他人をも動かす力があります。課題と自分自身との対話を楽しんでみてください。
桜田 圭子氏
宝島社
執行役員 マーケティング局 局長審査員からのアドバイス
誰かを動かすには、その商品やサービスの一番の理解者である必要があります。「理解とは体験」です。受賞者の方々が毎年「企画を考えている時間は楽しかった」とスピーチされますが、送り手が本当におもしろいと感じているかどうかが最初のハードルです。このハードルを越えないと人を動かすことはできません。体験して本当に良いと感じた商品やサービスをシェアしたいと思って立てた企画は最強です。
嶋野 裕介氏
電通
クリエーティブディレクター/
ブランディングディレクター審査員からのアドバイス
徹底的に過去の受賞作を調べてみてください。この審査員たちがどんなものを評価してきたのか、どんな視点がこの賞に求められるのか。その分析と読みの上に、あなたならではの個性を加えてください。賞応募は自分のための仕事です。いつも他人のために頑張っている人こそ、たまには自分のために頑張ってあげてください。
杉浦 充氏
ADKマーケティング・ソリューションズ
EXデザイン本部
プランニング・ディレクター審査員からのアドバイス
良い企画は、“納得感” と“ワクワク” の両方を満たすものだと思います。前者しかなければ「正しいけど、つまらない。」、後者しか無ければ「面白いけど、意味がない。」……私自身、そういったフィードバックを何度も受け、企画の難しさを痛感する日々です。「なるほど! そうきたか!」と思わず唸ってしまう企画に出会えることを楽しみにしています。
藤井 一成氏
ハッピーアワーズ博報堂
代表取締役社長/
エグゼクティブクリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
自分が起点になって、生活者を動かし、幸せにすること。広告、販促の持つそんなチカラを発揮いただくコンペです。それは、ブランドらしい企画か? 生活者である自分や家族が動くイメージが持てるか? そんな視点を大切にして、アイデアをひねり出してください。今年もみなさまとお会いできることを楽しみにしています。
望月 卓郎氏
ヤッホーブルーイング
コンシューマー事業部門
ガッホーディレクター(部門責任者)審査員からのアドバイス
サービスを提供する商売人の眼から見た狙い・思いが十分に企画に練りこまれているか? それを選択し利用する生活者から見た満足・驚き・共感が、実感を伴ってリアルに感じられるか? これら両側の視点から深く洞察された、シンプルで力強い、世の「幸せの総量」を増やすような企画と出会えるのを楽しみにしています。強い意志と圧倒的な熱量で、大切な人にも自信をもって薦められる、見る人がワクワクする作品を生み出してください!
審査員
井川 優衣子氏
博報堂TEKO
アクティベーションディレクター審査員からのアドバイス
企画コンペは、自分(たち)にとって「いいアイディア」ってなんだろう?どんなプロセスで生み出せるんだろう?という”そもそも”に向き合うことができるチャンスかもしれません。また、企画がシンプルに”伝わる”ために、膨らませたアイディアをどう引き算するか?にもぜひ時間をかけてみてください。
市川 晴華氏
CHOCOLATE
プランナー/クリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
いい企画は、一言で説明できます。そんな企画ができたら、送ってみてください。過去の受賞作が大量に公開されてるのは、大ヒントです!!
加藤 大氏
モメンタム ジャパン
エクスペリエンスデザイン局
シニア・クリエイティブ・ディレクター審査員からのアドバイス
企画書にはセンスと想いが宿ります。「販促コンペ」は、少ない枚数のドキュメントだけで相手の気持ちを瞬時に掴まないといけないショートプレゼン。この勝負は、わかりやすくシャープなアイデアと強いメッセージが有効です。応募する前に、コアアイデアは自分自身の心を強く動かす内容か、冷静に検証してみてください。
菊池 雄也氏
電通プロモーションプラス
クリエーティブディレクター/コピーライター審査員からのアドバイス
『販促コンペ』は販促に特化したユニークなコンテストですが、かつての応募者として、そして審査員として、やはり「着眼点→アイデア」の勝負だと思っています。商品の特長・課題と背景・ターゲットの意識など、色々な切り口がある中で、どこに着目するか? そしてアイデアは、リアリティやフィジビリティと同じくらい「オリジナリティ」も意識する。誰かが思いつくアイデアではないか? それを最後のチェック項目にしてください。
來住 貴宏氏
電通
プランナー審査員からのアドバイス
最近、目の前にある課題解決はもちろん、「欲」を言えば、長い目で見て商品・ブランドに愛着がたまるアイデアが求められているように感じます。より難易度が上がるのですが、こうした視点が入ることで、ハイレベルになっている販促コンペの中でも頭ひとつ抜きん出ることができるのではと思います。アイデアに「欲」をかいていきましょう。
小髙 龍磨氏
I&S BBDO
クリエイティブ局
シニアクリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
『人は理屈により納得するが、感情により動く』アメリカのニクソン元大統領による指導者という立場の言葉ではありますが、広告コミュニケーションにおいても通じるところがあると思います。アイデアを思いついた際には、ロジカルにまとめつつも、楽しい/嬉しい/凄い/美しい/切ない/悲しい……、そんな感情(気持ちの揺さぶり)を引き起こせるかどうか。まずは自分自身の心に聞いてみてください。
合田 ピエール陽太郎氏
面白法人カヤック
プランナー審査員からのアドバイス
実は……何をアドバイスしていいかわかりません。僕自身が「ターゲットを見つめよう」「商品を愛すぜ」とやっていると何がなんだかわからなくなるからです。わからない状態は気が気じゃありません。でもわかんない状態で生活していると「わかったかも」と思える瞬間が訪れることがあります。なので僕のアドバイスは早くわからなくなることかもしれません。わけわからないこと言って、すいません……。
笹垣 洋介氏
博報堂 アイ・スタジオ
執行役員/アートディレクター審査員からのアドバイス
新しい技術や膨大な情報に触れる中で、生活者も自身の欲求を見失いつつある。そんなとき不意に、してほしかったこと、言ってほしかった言葉に触れると、ぐらっと心が動く。そういうものを見つけたら強いです。最初は抽象的でも、何度も「つまりどういうこと?」と自分に問い直し、突き詰めると、心をつかむ強い言葉が現れる。誰かが自分のために考えてくれたのでは? と思わせるような、ファンを生む企画と出会えたら嬉しいです。
貞賀 健志朗氏
ADKマーケティング・ソリューションズ(addict)
クリエイティブディレクター・クリエイティブ・テクノロジスト審査員からのアドバイス
デザインやクリエイティビティという言葉が、広告業界だけでなくビジネス一般で広がってきました。前例に倣うのではなく、ロジックで正解を出すこととも違う、独自の視点によって生まれる「非連続な正解」が求められているように感じます。ワクワクする体験が生まれる意外な瞬間を解像度高く想像してみてください。個人の思い込みでは突破できないので、客観的・多面的に見てシンプルで強い企画か? を見直すと良いと思います。
白井 雄樹氏
東急エージェンシー
クリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
①“ありそうでなかった感” を突き詰める
ふとした“自分の気づき” や“全く違う業界の取り組み” から、このブランド/業界になかったよな~となる企画を探る。
②「あと一歩だけ粘る」
企画ができそうになった時にそこから、あと一歩粘って《私はよくコピー、PR視点を見直します》最後まで企画の見え方を粘る。
にやけてしまう企画を楽しみにお待ちしております!染野 智氏
大広
CXデザイン本部 クリエイティブ局
局長審査員からのアドバイス
「このアイデアは自分もワクワクしちゃうなー」も大事だけど、「このアイデアで人が動かせる発見や驚きはあるか?」も大事。一人の生活者視点とクリエイター視点。大胆と緻密。自分の心に何度も何度も問いかけながら、あなたらしい珠玉の一案を産み出してください!
武井 慶茂氏
ビーコンコミュニケーションズ
クリエイティブ部
エグゼクティブクリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
自発的に「買いたい」「試してみたい」と思ってもらうためには、まずはターゲットをとことん深掘りするのが良いと思います。家族構成、職業、年収、お小遣いの金額、生活パターン、情報獲得の手段、どんな物や時間を好み、逆にどんなものを嫌っているのか等々。そんな細かいところをリアルに想像するとアイデアが湧いてくるのではと思っています。
田村 香穂理氏
ADKクリエイティブ・ワン
プランナー審査員からのアドバイス
たった10枚の企画書で決まるこのコンペでは、アイデアがなにで、どうやって人が動くのか、最短距離で伝えることが大切です。企画のコアをひとことでいいあらわせるか? なんでその企画がいちばんいいのか? ストーリーは美しく流れているか? 当たり前のようですが、ぜひ俯瞰で見つめ直していただけたらと思います。今年も楽しいアイデアを心待ちにしております!
津田 裕氏
Droga5 Tokyo,
Part of Accenture Song
グループストラテジーディレクター審査員からのアドバイス
いい販促企画ってなんでしょう?
- ①そのアイデアによって商品が売れそうなこと
- ②実際に人々が参加・関与してくれそうなこと
- ③世の中的にも、ちょっと意味・意義あること
- ④できれば一過性で終わらず、持続可能なこと
- ⑤何より、新しさや驚き、WOW!!があること
- あたりでしょうか。
煮詰まったら、頭を悩ませているライバルたちを思い浮かべてみましょう。きっと彼らはライバルであると同時に、同志なはず。中里 栄悠氏
ジェイアール東日本企画
コミュニケーション・プランニング局
ストラテジック・プランナー審査員からのアドバイス
人を動かすには、まず人の心を動かすこと。そして心を動かすには、ブランドらしいWow!でターゲットのインサイトを突くこと。それに尽きると思います。企画書はわかりやすさが力になります。言葉を厳選し、アイデアの価値が瞬時に伝わるように工夫してみてください。今年もたくさんのWow!に出会えることを楽しみにしています。
橋本 弘平氏
テー・オー・ダブリュー
体験デザイン本部
クリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
いい企画のヒントは、自分の実体験や誰かのエピソードに転がっているかもしれません。「なんで、その時こう考えた?」そこを突き詰めると、自分だけの企画の着眼点が見つかるはず。ぜひ色んな角度からターゲットになりきって、“気持ちの解像度”を高めてください。あなたらしい企画、楽しみにしています!
松重 宏和氏
ボランチ
代表取締役社長/クリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
政治、経済、テクノロジー、エンタメ……あらゆる物事が大きな変革を迎えようとしている今、その変化を一番に感じ取り、アイデアに昇華すること。それが私たちが求められていることだと思います。こんな時代だからこそ、自由に、そしてこれまでにないアイデアを。既存の枠にハマらない、新しい時代をつくる、そんなアイデアと出会えることを今年も楽しみにしています。
山本 伸明氏
矛盾社
代表取締役/クリエイティブディレクター審査員からのアドバイス
誰も思いつかなかった角度からアプローチした斬新な企画をお待ちしています。みんなが知っているのに、気づかなかったり見落としていた意外な切り口。人が動く企画とは、感情の動きが原動力となっています。日々の生活の中で心を動かされたことを思い出してみましょう。焦ったり、驚いたり、憧れたり、嫉妬したり。その気持ちの変化がどんなきっかけで起きたのかを思い出すことが、良い企画をつくる手がかりとなるのです。
審査員からのアドバイス
企画書上でうまくまとまっているように見える企画が、本当に人を動かす施策にならないことが多々あります。その働きかけが本当に人を動かすのでしょうか? そのことを徹底的に考えてください。